肛門嚢摘出術のキーポイント その2

肛門付近の手術はワンちゃんでは珍しくなく、一番気を付けなければならないのは術中の汚染です。 不衛生な場所も可能な限り清潔に 手術の前の日から食事を抜かれますが、腸の中から便がすべてなくなるという訳ではありません。手術をするために麻酔をかけた後、術中の汚染を防ぐ…

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肛門嚢摘出術のキーポイント

「肛門腺」。ワンちゃんを飼われている方では知らない人はいないと思います。猫ちゃんの飼い主様はいかがでしょうか?今回はいわゆる肛門腺を摘出する手術についてです。 分泌物をためる肛門嚢 「肛門腺」と一般的にいわれますが、肛門の両脇、時計でいうと4時と8時の方向に存…

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皮膚にできた良性の腫瘤摘出の例

ワンちゃんの高齢化が進み、高齢犬に対する悩みを抱えた飼い主様も増えてきました。 良性でも不具合を起こすことがある 最近特に多くみられるのは、体にできてしまった小さなイボの摘出希望です。 ほとんどが良性の場合が多く体に対して悪さをしませんが、「気にして舐め壊す」…

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椎間板ヘルニア、椎体固定の一例

椎間板ヘルニアの症例はもう珍しくもなくなり、手術を実施できる動物病院も少しずつ増えてきているようです。今回は最近手術をした背骨の固定についてお伝えします。 椎間板ヘルニア手術はリスクが多い リスクが全くない手術など存在しませんが、椎間板ヘルニアの手術は術後に出…

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沐浴について

今回は外科手術から遠のいてしまいますが、秋になり皮膚病を抱えている仔がまだまだ来院されるので薬浴についてお伝えします。 動物病院での薬浴とは? 動物病院での「薬浴」は、単純に皮膚病専用のシャンプーを使ってグルーミングをすることが一般的です。当院でも症状に合わせ…

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膿胸・開胸手術のキーポイント その2

手術でも人と動物の違いがある 胸を開く開胸手術はお腹を開く場合と異なり、動物を横向きにして手術を開始します。これは、人間と犬・猫では肋骨の形が異なっている為です。 肺・心臓が収まっている胸腔は肋骨で覆われています。人間は前・後ろの幅よりも左右の幅が広いため、あ…

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膿胸・開胸手術のキーポイント その1

膿胸という言葉はあまり聞きなれないと思いますが、動物病院では1年に何度か膿胸を患った子を受診することがあります。 胸に膿がたまる「膿胸」とは? 名前の通り胸に膿がたまってしまう病気ですが、具体的には胸腔という肺と心臓が収まっている肋骨の内側の空間に膿が溜まるこ…

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指の腫瘍切除の一例

今回は指先にできた腫瘍についてです。指先や手にできる腫瘤はいくつか代表的なものがあり、タコのように慢性的な刺激が原因でできるものや、持続的な炎症が続いて出来てくるもの、中には悪性度の高いものも見られます。 小さいものでも獣医師に見てもらいましょう 悪性度の高い…

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皮膚の腫瘍切除の一例

今回は腫瘍の切除についてです。以前にも腫瘍については書かせていただいたことがありましたが、今回は当院の症例で前腕の部分に4cmほどの腫瘤ができ、切除した例を紹介させていただきます。 腫瘍ができた場所によって様々な変化が 飼い主様が気づいてから手術までは少し時間…

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猫の中足骨骨折整復のキーポイント

猫は運動神経がよく、交通事故でもないかぎりは骨折を起こすことが珍しい動物です。 室内で猫が骨折する原因とは 家庭の中で暮らしていて骨折してしまう例は、高い場所から飛び降りた際に着地がうまくいかなかった場合や、狭い場所に手足を挟んでしまったり、重たい物が足に落ち…

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治療は光が丘動物病院グループへ
日本で数少ない「1.5次診療」をおこなっている当グループは、
大学病院に匹敵する獣医療の提供飼い主様に徹底したインフォームド・コンセントしています。
大切な家族でお困りの際には、お気軽に相談ください。

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