膀胱切開術のキーポイント その2

男の子の膀胱切開は女の子と違い様々な点でアプローチが異なります。 オスとメスで異なる手術方法 特にワンちゃんは腹部に陰茎があるため、皮膚の切開線がお腹の真ん中から陰茎の横を通り、まっすぐな傷口になりません。皮膚を切開した後に正中線に向けて皮下組織を剥離していき…

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膀胱切開術のキーポイント

今回は膀胱切開について書かせて頂きます。 膀胱内の石を取り出す 結石摘出術 膀胱切開をする場合は、主に膀胱内にできた尿結石を摘出するか、もしくは膀胱内に発生した腫瘍を摘出するかが主な手術理由となります。この二つのうち特に多いのは結石摘出になります。 膀胱結石は…

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胆嚢切除術のキーポイント その2

先週ご紹介した胆嚢切除の続きです。今回は実際の症例をもとに話を進めてみたいと思います。 臓器の破裂か? 急に元気がなくなったということで来院されたチワワちゃんでしたが、血液検査やレントゲン、超音波検査などを一通り行った結果、お腹の中のどこからか出血がありそうと…

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胆嚢切除術のキーポイント

今回は珍しい症例、「胆嚢の切除術」について書かせて頂きます。 あまり聞きなれない手術の名前でもあり、当院でも数多くやる手術という訳でもありません。先日この手術を行った子がいたのでこちらでご紹介させて頂きます。 胆嚢(たんのう)とは 胆嚢とは肝臓の一部とも言って…

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歯根膿瘍のキーポイント

少し前に歯石除去について書かせていただきましたが、歯石の沈着を長い間放置しておくと歯根膿瘍といったものを引き起こす可能性が高くなります。 あまり耳慣れない言葉ですが、歯槽膿漏がもっとひどくなったものと考えていただくとわかりやすいかもしれません。 歯の根っこに膿…

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肥満細胞腫摘出手術のキーポイント

ある日ワンちゃんの体にできものを見つけ、動物病院に行き「肥満細胞腫」と診断を受けて手術となった方も少なくないかもしれません。 腫瘍は見た目で100%判断できない 体の表面にできる腫瘍の中でも良性と悪性があり、見た目では判断できないケースもあります。 明らかにイ…

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口腔内の腫瘍

動物たちも高齢化が進み、お年を召してからなる病気も人と同じ病気が増えてきました。ガンもその一つです。 どこにでもできる可能性 ガンは体のいたるところでできる可能性があります。特に内臓などは普段目につくこともないので発見が遅れてしまう事が多々あります。 一方、飼…

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歯石除去処置について

ワンちゃん、ねこちゃんと長く暮らしていると、お口の中の問題と向き合わなければならない時が出てくるとおもいます。 口臭になって気づく 多くの場合はご自宅での歯磨きを始めとする口腔ケアが十分に出来ないため、歯石が蓄積し口臭がひどくなったり、歯が抜けてしまうなどの症…

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うさぎの臼歯研磨処置のキーポイント

うさぎさんの良く抱える疾患の一つに「歯」のトラブルがあります。 ウサギの特殊な生態 多くの場合は上あごと下あごの不正咬合により、前歯や臼歯がバランスよく削れず異なった方向に伸び続け、舌や口腔内を傷つけてしまいます。 当院では、前歯(切歯)であれば麻酔をかけずに…

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脛骨粗面剥離骨折のキーポイント

脛骨粗面剥離骨折。あまり聞きなれない手術の名前ですが、仔犬の頃によく見られる症例です。 成長期ならではの骨折 膝のお皿は靱帯で大腿骨と下腿骨についていますが、その下腿骨側の付け根の部分がはがれるように骨折してしまった状態です。 仔犬の頃ここはよくいわれる成長板…

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治療は光が丘動物病院グループへ
日本で数少ない「1.5次診療」をおこなっている当グループは、
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大切な家族でお困りの際には、お気軽に相談ください。

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