神経疾患

馬尾症候群

脊椎(背骨)は部位によって頸椎(首の部分)・胸椎(胸の部分)・腰椎(腰の部分)・仙椎(おしりの部分)と呼ばれ、その中を走る脳から抹消の神経につながる神経の束、脊髄神経が通っています。 その脊髄神経の尾部方向の末端が末梢神経にかわるところを馬尾と言い、名前の由来…

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前庭疾患

前庭とは耳の中の一番奥の内耳にあります。 前庭は「卵形嚢(らんけいのう)」と「球形嚢(きゅうけいのう)」と「半規管(はんきかん)」からなり、卵形義と球形には炭酸カルシウムでできた耳石が存在し、水平方向や重力の方向を感知します。 また、半規管はリンパ液で満たされ…

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脊髄梗塞

脊髄とは背骨の中を通り、脳からの電気信号を全身に伝える神経細胞の集合体です。 この脊髄の中を通っている血管が詰まってしまいその部分の脊髄へ栄養供給の低下と圧迫が起こり、結果的にその脊髄が神経支配している体の部分の麻痺を引き起こしてしまう病態を脊髄梗塞と言います…

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水頭症

水頭症は、脳内の圧力が異常に高まることによって、様々な神経症状を示す病気です。 頭蓋骨の内部には脳室と呼ばれる空間があり、脳脊髄液と呼ばれる透明な液体で満たされています。 本来、脳脊髄液は脳室で一定量作られ、脳の表面を流れて脳の静脈に吸収されることによって一定…

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ホルネル症候群

ホルネル症候群とは、顔面を支配している交感神経が働かなくなってしまう病気です。 ホルネル症候群の原因は? 原因として先天性異常、外傷、炎症、感染、新生物(腫瘍などの新しく産まれた物体)、中耳炎、内耳炎、特発性(原因不明)などが挙げられます。 犬のホルネル症候群…

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てんかん(治療)

現在のところてんかんは投薬による治療がほとんどです。 原因がはっきりしている症候性てんかんの場合には原因に適した治療が必要となります。しかし、投薬はてんかん発作の発生頻度を減らす目的で使用し、投薬しても100%てんかん発作が抑えられるわけではありません。 一般…

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てんかん

脳起源の痙攣(けいれん)を主とする発作をてんかんと呼びます。 てんかんは脳細胞群の電気エネルギーが突然過度に放電されて痙攣を引き起こします。てんかん発作には、意識が無くなって倒れ痙攣するといった大きな発作から、体の一部がぴくぴくと震える程度のものまで、様々なケ…

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椎間板ヘルニア

犬や猫の胸椎は13個、腰椎は7個の椎骨で形成され、その中を走る脊髄は第5(大型犬)から第6腰椎(小型犬や猫)まで存在します。 従って、胸腰部でヘルニアが生じると必ず脊髄を損傷することになり、その結果、後肢に不全麻痺や麻痺が高い確率で起こります。   …

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