消化器系の病気

猫の便秘

猫ちゃんは基本的に1日1~2回排便をします。しかし3日以上経っても便が出ないことがあれば、便秘を疑って動物病院で診てみてもらった方がいいでしょう。 猫の便秘の症状は? 食事の量は変わらないのに便の量が少ない、3日以上便が出ていないという時にはもちろん「便秘かも…

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猫の口内炎

猫の口内炎は難治性のことが多く、慢性歯肉口内炎と呼ばれます。 この病気は若い年齢(3~4歳頃)で発症してしまうことが多いのも特徴で、口の中が赤くただれたり、潰瘍がみられたり、出血したりします。 猫は痛みにより水やごはんを食べることができなくなり、ねばねばしたヨ…

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膵外分泌不全

膵臓の機能は外分泌機能と内分泌機能に分けられ、それぞれ下記のような働きをします。 外分泌機能:タンパク質や脂肪、炭水化物を分解する消化酵素を生成。 内分泌機能:血糖値をコントロールするためにインスリンやグルカゴンといったホルモンを生成。 膵外分泌不全(すいがい…

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膵炎

膵臓は消化酵素を分泌し、それを消化管へと送り出して消化を助けるという役割を担っています。 膵酵素は非常に強力であるため膵臓自体を消化してしまわないように、膵臓内では活性しないような形で保存されています。 しかし膵炎では、膵臓内で酵素が活性化し自己消化が起こって…

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肛門嚢炎・肛門周囲瘻

肛門の左右、時計で考えると4時と8時の方向には肛門嚢(腺)という袋が一対あります。その中に悪臭のある貯留物(液体もしくはペースト状)が入っています。 この分泌液は排便時などに一緒に排出され、マーキングに利用されます。犬同士がお尻の臭いを嗅ぎ合うのも、この分泌物…

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胆泥症・胆石症

胆泥症とは胆嚢内に胆汁成分が変質して泥状になったものがたまること、胆石症とは結晶化したものがたまることをいいます。 胆泥症・胆石症とは? 胆嚢とは食べ物中の脂肪分を消化吸収されやすい形にする「胆汁」を蓄える袋状の器官のことです。 食事をすると、刺激を受けて胆嚢…

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唾液腺嚢腫

唾液腺とは唾液を分泌する器官ですが、犬には、耳下腺、下顎腺、舌下腺、頬骨腺の4つの唾液腺があります。 唾液腺嚢腫の原因は? 唾液腺嚢腫(だえきせんのうしゅ)とは、唾液腺や唾液管が損傷を受けたり閉塞してしまった結果、他の組織に唾液が漏れて溜まってしまう病気で、犬…

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歯根膿瘍

歯根膿瘍(しこんのうよう)とは、歯周病によって歯の周りに炎症がおこり、歯の根元に化膿した膿がたまることです。 歯根膿瘍の症状は? 歯根膿瘍になると激しく痛むため、固いご飯は噛めなくなり、食欲が低下します。口臭が強くなり、よだれも多くなります。そのうち発熱して鼻…

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口蓋裂

口蓋裂(こうがいれつ)とは生まれついての先天性の形態異常で、遺伝的欠陥です。上顎に裂け目があって食餌をとる時に液体や個形の食物が入ります。 口蓋裂の影響は? この裂け目は上顎の固い部位(ロ硬蓋)やその奥の軟らかい部位(軟口蓋)あるいはその両方に及ぶことがあり、…

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巨大食道症

食道はロから胃まで食物を運ぶ器官ですが、「巨大食道症(きょだいしょくどうしょう)」はこの食道が拡張し、食道の運動が低下するために、食べ物を胃に送り込めなくなり、食べ物を食べた後すぐに吐くといった症状を引き起こす病気です。 口から入った食べ物は蠕動(ぜんどう)運…

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